目的
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ガラス又は、PETフィルムに蒸着された薄膜(ITO)をレーザエッチングするシステム |
ワーク寸法
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MAX |
500×500mm |
使用材料及び処理 |
ジュラコン |
(Polyacetal、POM)※ステージ最上部に取付 |
アルミ |
アルマイト(白色)処理 |
ステンレス |
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鉄 |
ユニクロ、カニゼン、塗装処理 |
その他 |
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塗装色
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貴社指示色(マンセルNo.の指示と色見本の支給) |
ユーティリティ
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電源電圧 |
AC200V 3相 50又は60Hz 30A 弊社側受端子台(位置は図面参照) |
エアー源 0.5Mpa
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集塵源 |
10/分以上 貴社側受 φ50集塵ダクト(位置は打ち合わせ) |
当装置御使用についての注意
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ITO膜については、各ユーザーにより多種多様の物がありますので、事前にワークを借り受けテストする必要があります。
テストカットにより、下記を決定する必要があります。
・レーザバワー
・レーザ発振周波数
・レーザ焦点距離(場合により、ディフォーカスする必要あり)
・XY移動テーブルスピード |
バキュームテーブル
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位置決めピン、バキューム溝、バキューム穴吸着確認スイッチはバキューム計 吸着は付属の真空ポンプ使用バキューム開放時、大気真空破壊あり
注意)ワークの大きさにより(特に小さい寸法の物)バキュームが不完全な場合があります。又、PETフィルムの場合端面が平面にならない場合があります。
この時は、テープ止め等の作業を行ってください。 |
移動テーブル |
X軸テーブル |
ストローク700mm |
レーザ加工有効ストローク500mm |
Y軸テーブル |
ストローク880mm |
レーザ加工有効ストローク500mm |
共通項目 |
ポールネジ リード10mm |
サーポ形式 ACサーポ400W |
繰り返し精度 ±0.005mm |
テーブル速度 MAX500mm/sec |
集塵ノズル |
レーザビーム中心を囲む形で、□120mmの物がバキュームテーブル上25mmのところにあります。
装置後部に集塵タクト(φ50)がありますので、貴社ご準備の集塵源に接続してください。
注意)当集塵ノズルは、主に、レーザ加工時の蒸発ガスをバキュームするもので、異物等をバキュームするためのものではありません。 |
レーザヘッド(シグマ光機製) |
fθレンズ=150mm
レーザヘッドは上記の他にf=100mm及び300mmも搭載できるように設計されています。 |
レーザウィンドウ |
有害なYAGレーザノルマ波を吸収します。
左右スライド扉の右側扉にありますが、レーザ加工点より遠いため、光が見えるのみで、加工状況を確認することはできません。 |
操作パネル等 |
操作パネル |
タッチパネル兼用
運転時に必要な情報及び押しボタンスイッチ等が表示 |
非常停止ボタン |
緊急停止用
当ボタンを押すと、ボタンはロックされ、装置は緊急停止。
解除は、ボタンを右に回して解除し、ワークを取り出してから、原点復帰より実施 |
スタートボタン |
自動運転時 |
ストップボタン |
一時停止等に使用 再スタートが容易 |
シャッターボタン |
当ボタンを押すことにより、自動運転時に必要に応じてレーザ光が出射
当ボタンが押されていない時は、自動運転時にレーザ光は出ません。装置の運転のみで終了します。 |
パソコン関係(下記同等品) |
パソコン |
DOS/V機 |
CPU |
Pentium4 1.7GHz |
RAM |
SDRAM(ECC無し)256MB |
ハードディスク |
20GB |
CDROM |
48倍速 |
FD |
2モード |
外部ポート |
lEEE802.3U(100BASE-TX/10BASE-T)1 |
パラレルポート(プリンターポート) |
シリアルポートは、周辺機器で使用のため、別途外部では使用できません。 |
WindowsNT4.0 Worksstation |
LANボート |
他のパソコンとの接続可 |
パトライト |
青点滅 |
自動運転可能状態 |
黄点滅 |
自動運転中 |
赤点滅 |
異常による停止中 |
DXF図面の登録 |
当装置はCADにより書かれたDXF図面により運転されますので、あらかじめ、決められた操作で当装置パソコン内のDXF図面を登録 |
自動運転手順 |
1)電源ON |
ブレーカをONにし、電源ランプの点灯を確認 |
2)原点復帰 |
操作パネルに「原点復帰」ボタンが表示ボタンを押す
原点復帰動作が開始 |
3)レーザエッチングパターンの決定 |
操作パネルの「設定」ボタンを押す
・登録されている品種が表示、選択 |
4)ワークのセット |
装置のスライド扉を左右各々開くワークを位置決めピンに突き当てる
バキューム開始ON/OFFボタンを押す真空ボンフが回転し、ワークが吸着 |
5)自動運転スタート |
スライド扉を閉め、操作パネル下の「スタート」ボタンを押す
扉がロックされ、自動運転がスタート |
6)ワークの取り出し |
自動運転が終了しますと、ブザーが数秒鳴り、扉のロックが解除
スライド扉を開いてバキュームON/OFFボタンを押す
真空ボンプが停止
ワークを取り出す
注意)ブザー鳴り時間は、操作パネルの設定モードにて安易に変更できます。
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レーザヘッドの焦点合わせ |
下記の特に行ってくだきい。 |
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当装置の立上げ時
定期点検
リーク品種が変わり、厚さが変わった時
ステージの移動 |
1)XYテーブルの移動 |
手動モードでXYテーブルを移動させて、バキュームテーブルをレーザヘッド下に持ってくる |
2)焦点合わせモードにする |
操作パネルにより、焦点合わせモード |
3)レーザヘッドの調整 |
装置裏側の扉を開く
レーザ上下時クランプネジ4本をゆるめる
↓
薄いステンレス板をバキュームテーブル上に乗せる
↓
レーザテストボタンを押し、レーザ光を出射
↓
レーザヘッドを上下させ、焦点の合った所で止める
↓
再度レーザテストボタンを押し、レーザ光を止める
↓
レーザ上下時クランフネジをゆるめ、ダイヤルゲージのセット
注意)当作業は、必ずレーザ用保護メガネを着用して行ってください。 |
その他の機能 |
手動操作モード
エラー表示
ティーチンク機能 |
保障期間 |
納入後、1年間(8時間稼動/日)弊社側責任における故障については、故障部品の無償支給いたします。 |